ツキトジ日記。

親子そろって発達障害。体験談や役に立ったことを書き留めてます。

発達障害(ASD)息子のトイレトレーニングついて

こんにちは。ツキトジです。
 
今回は息子のトイレトレーニングについて書いていきたいと思います。
 
画期的な方法は全く書かれていないので(苦笑)
こんなパターンもあるのかぐらいの感覚で読んでいただけたらと思います。
 
ちなみに息子は現在、
 
自閉症スペクトラムASDADHD傾向もあり。知的障害の診断は無し。
 
といった状態です。
 

 

トイレトレーニングを始めた時期と方法

開始はコミュニケーションが取れるようになってから

息子の場合は言葉は出ていたけどコミュニケーションが取れない状態だったので、主治医や療育の先生からも、
 
トイレトレーニングはコミュニケーションが取れるようになってからで大丈夫と言われていたので、2〜3歳の時はこれと言って何もせず、少しやり取りができるようになった4歳ごろから少しずつ始めました。
 
息子のコミュニケーションについての記事はこちら

トイレを怖がっているが、おまるは使わず

息子の場合、トイレをすごく怖がっていて、近づけない状態でした。
トイレトレーニングを始めるにしても、最初はおまるの方がいいかな?と思いましたが、息子が執着すると大変な性格だったのもあり、
 
療育先の先生から、「もし、おまるに執着したらトイレに移行する方が大変そうだから、使わなくて大丈夫。」
 
と言われたので、おまるは準備しませんでした。
 
 

4歳ごろ:トイレが怖い!自然に興味が出るのを待つ

行かせようとすると恐怖心が増すので、さりげなく

主治医にも療育の先生にも「行かせようとすると恐怖心が増すから、興味が出るまで気長に」と言われていたので、
 
家にいるときさりげなくトイレのドアを少し開けておいて見えるようにしたり、絵本をさりげなく置いておいたりと言う感じにとどめていました。
 
絵本は あけて・あけてえほん といれ という本を気に入って自分からパラパラめくることがありました。

 

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オムツの外に出てしまうのが嫌

お風呂や着替え中など、オムツをしていない状態でおしっこが出てしまうとパニック状態になってしまいました。
4歳ごろからは我慢ができるようになり、オムツの外で出そうになった時は「オムツ!」と要求してくるようになりました。
 

4歳6ヶ月ごろ:排泄するのが嫌!

排泄自体を嫌がり、我慢し続ける

ある日突然、トイレやオムツの有無に関係なく、排泄自体を嫌がるようになりました。
 
オムツは履きたがりますが、おしっこもうんちもひたすら我慢…
 
限界が来て泣き叫びながら排泄するという日が続きました。
 
病気にはなりませんでしたが、長い日は8時間ほど我慢することもありました。
 

トイレに座るのは嫌がるが、入室だけならできるようになる

おしっこうんちを出すのが嫌!な状態でしたが、トイレへの恐怖は薄れたようで、覗いてみたり、入室したりはできるようになりました。
 
最初に入室できたのは自宅のトイレではなく、保育園のトイレで、割とオープンな構造になっていたので、それが良かったのかな?と感じました。
 
 

4歳8ヶ月ごろ:オムツに排泄できるように戻る

オムツへの排泄に再び抵抗がなくなる。おむつ替えをトイレでするように

かなり困った排泄自体嫌がる時期は自然に過ぎ去り、再びオムツに普通に排泄できるようになりました。
 

何も出なくてもいいのでオムツのままトイレに座る練習をはじめる

トイレへの恐怖心も薄れたので、まずは出ても出なくてもいいのでオムツのままトイレに座る練習から始めました。
 
補助便座を準備していたのですが、いらないというので(泣)家のトイレではまたがるように座らせて、お尻が落ちないように押さえていました。
 
結果的に補助便座なしで練習しておいたおかげで、外出先なども大人用のトイレを抵抗なく利用できたので、補助便座に関しては無しでよかったのかなと思います。
 
踏み台のみ使用しました。大人が座る時に邪魔にならないものを選びました。

 

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息子が小さいときは見かけませんでしたが、最近はスリーコインズでも同じようなものがあるので、トイレの形が合えばそれでOKだと思います。
 

4歳10ヶ月ごろ:オムツなしでトイレに座ってみる。かなり強引に成功

オムツ替えを嫌がる

今まではオムツ替え自体には抵抗がなかったんですが(基本的に何かに夢中だったので、オムツを替えられている認識がなかったかもしれません)この頃からオムツ替えを嫌がるようになりました。
 
濡れたオムツを履いたままなのも嫌なようで、オムツが汚れた後はどうしたらいいかわからず怒り狂っていました
 

オムツなしでトイレに座った時におしっこしそうになったら、嫌がってもオムツは履かせず頑張らせてみる

トイレに座るのに慣れてきたので、何も出なくていいのでオムツを脱いで座る練習も始めました。
 
何度か練習していると、オムツを履いてないタイミングでおしっこが出そうになることがあり、「オムツもってきて!」と訴えるようになりました。
 
この世の終わりのように泣き叫ぶので、最初はオムツを履かせて再びトイレに座っておしっこをする。と言う流れでやってましたが、
 
ふと「力づくでも一度成功したらそのあとできたりしないかな?」と思い、かなり強引ですが、おしっこが出るからオムツを履くという息子を
「今トイレでおしっこが出たら、オムツ替えなくて良くなるよー」と声をかけながら、トイレに座らせ押さえつけてみました。
 
必死に抵抗していましたが、我慢の限界が訪れてトイレの中におしっこが出ると、息子はキョトンと拍子抜けした様子でした。
 
終わった後に「トイレでおしっこ出てどうだった?」と聞くと「全然平気だった」と言っていました。
 
もっとトイレが嫌になってしまうか賭けではありましたが、オムツが汚れることも、替えることも嫌だった時期だったので、『トイレに行けばオムツに排泄した嫌な感じがない』と言うことが理解できたようで、
一度成功してからは、自分から「トイレ!」と言って、おしっこはほぼ全てトイレでできるようになりました。
 
 

4歳11ヶ月ごろ:おしっこはOK。うんちに難航

うんちの練習に難航する

おしっこは突然のオムツ外れを迎えましたが、うんちはどうしてもオムツじゃないとダメな状態でした。
 
おしっこの時のように、トイレに座ったタイミングで偶然出そうになることがないので、なかなか苦戦しました。
 

日中はパンツで過ごしてみる。うんちのタイミングがわかるようになる

息子は失敗することに恐怖を感じるタイプだったので悩みましたが、オムツをおしっこで濡らすことはなくなっていたので、日中はパンツで過ごすようになりました。
 
うんちの時はオムツを履きたいと要求してくるようになったんですが、そのタイミングでトイレに座らせると我慢して出さないので、おしっこの時と同じく、うんちが出そうなときもオムツを履いたままトイレに座って出すことから始めました。
 

5歳3ケ月ごろ:オムツはずれ成功

うんちしそうなときに拒否してるのを強引にトイレに座らせる。そして成功

パンツを履いてるときにうんちが出そうになり、オムツを要求したので、パンツを脱がせてお尻を見たところ、うんちが出かかっていたので(汚くてすいません)
 
急いでトイレに連れていき、嫌がるのをちょっと強引に座らせたところ、またまた成功。
 
終わったあとは「トイレのうんち難しくなかった!」と言っていました。
 
おしっこのときと同じく、無理やりでしたが一度成功してしまえばあとはすんなり自分からトイレに行ってくれるようになりました。
 
 

その後

失敗するとパニックになるのでしばらくは付き添う

息子は失敗するとパニックになってしまうことが多かったので、一人でトイレに向かうようになってもしばらくは追いかけて付き添っていました。
 

トイレットペーパーを切る、お尻を拭く練習

息子は手先がかなり不器用なため、トイレットペーパーの使い方はかなり苦戦しました。
 
まずは、トイレットペーパーは切ってあげて、お尻を拭くだけの練習。
拭く位置はお風呂で確かめて、最初はお尻が汚れていない状態で練習しました。
 
お尻がふけるようになったらトイレットペーパーを切る練習
 
両方ある程度できるようになったら、一人でやってみる
 
といった手順で練習しました。
 
お尻がふけている感覚はよくわかっていないので「〇回拭く」と少し拭きすぎかな?と思う回数を決めてやっていました。
 

おわりに

主治医や療育の先生からは、本人が行くというまで待ってあげてと言われていたんですが…

 

無理やりでもトイレにする感覚を知ればスムーズにいくんじゃないかなーという私の独断で、ちょっと強引な手段でのオムツはずれとなってしましました(汗)

 

あまり参考にはならないかもですが、長々と呼んでいただきありがとうございました。

 

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