ツキトジ日記。

親子そろって発達障害。体験談や役に立ったことを書き留めてます。

聴覚過敏の息子の苦手な音対策|愛用中の防音イヤーマフ紹介

こんにちは。ツキトジです。

 
今回は発達障害で聴覚過敏のある息子の嫌な音への対策について書きたいと思います。
 
ちなみに息子は現在、
 
自閉症スペクトラムASDADHD傾向もあり。知的障害の診断は無し。
 
といった状態です。

息子の聴覚過敏について

特定の音が苦手

息子の場合は、特定の音に恐怖を感じパニックを起こしてしまうタイプです。
 
全ては書ききれないので抜粋ですが、
 
・工事のドリル音
 ガガガというドリル音は苦手、ガンッガンッと打ち付けるような音は平気
 
・電車の発車音、発車メロディー
 〇〇駅の音は苦手、△△駅の音は平気
 
と言った感じで、かなり細かく苦手な音が存在します。
 
電車や乗り物が大好きで、工事現場を見たい!と言うのですが、音が怖くて見たいのに近づけない…ということもあります。
 

息子の苦手な音対策

防音イヤーマフを使う

息子の場合は苦手な音がある状況でのみ、防音イヤーマフを使用しています。
 
イヤーマフの使用で、苦手な音が和らぐ半面、息子は元々視覚優位で言葉への反応が鈍く、さらに聞き取りづらいため、「止まって!」と静止をしても全く止まらないということもあったので、
 
声が聞き取りづらい屋外では、大人が体で静止できる距離にいるときだけ使用しています。
 
持ち運びに便利な折り畳み式と、自分で装着しやすいものを2つ使用しています。
 
持ち運び・自宅用:YorkShin 子供用イヤーマフ

 

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こちらは私の常に私のカバンに入れていて、自宅や外出時などに使用しています。

折りたたんで小さくなるので、持ち運び向きです。

 

長さ調節は使用するたびに金属部分を引き延ばして調整が必要です。

 

小さくできて便利ですが、子供一人で使用するには毎回長さ調整が必要になり、装着もかなり難しいと思います。
 
外出時や自宅など、大人が装着してあげられる場面で使用しています。
学校に置いておく用:EZARC 子供用イヤーマフ

 

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こちらは自分で装着できるよう学校に置いてあります。

耳にあたる部分はすべてプラスチックで折りたたんだりはできない仕様になっています。

 

長さ調整は一般的なヘッドホンのように頭の部分でカチカチと調整ができます。
 
長さを調整したまま学校に置いておいて、息子が使いたいときに自分で装着できるようにしています。
 
不器用な息子でも、少し練習すれば一人で装着することが出来ました。

耳を塞ぐ練習

息子の場合は苦手なポイントのみイヤーマフを使用していますが、バイクの音など、予期しない突然のタイミングで苦手な音がすることもあるので、耳を塞ぐ練習をしました。
 
練習していても、いざという時にはなかなか難しかったですが、小学校に入ったころには自分で耳を塞ぐことが出来るようになっていました。
 

どんな音が苦手なのか日ごろから確認する

息子の理解力が進んだ小学校入学あたりからは、どんな音が苦手で、どんなタイミングで鳴るのか、怖くなったらどうしたらいいのかと言ったことを日ごろから確認するようにしています。
 
避難訓練のサイレンも苦手なのですが、いつサイレンが鳴るのか理解をしているとなる前に「もうすぐ音が鳴る、怖い!!」と怯えてしまいますが、
 
突然サイレンが鳴ったときよりも、パニックになることは少なくなりました。
 
避難訓練なので事前に告知ができますが…本当に災害が起きたときについては、現在も先生方と話し合い中です。。。
 

場所を変える

何をやってもダメな時は場所を変えます。
 
しゃがみ込んでしまっても、抱えて移動させて、話ができるぐらいまで落ち着いてもらいます。
 
パニックを起こす前に移動したい事を先生などにヘルプ要求を出せるのを目標に練習している段階です。

音だけが原因でない恐怖心にもイヤーマフは効果あり

4歳ごろに子供が怖くなり、子供の遊び声から逃げるように

言葉とコミュニケーションの記事にも少し書きましたが、息子は子供に全く興味がなく、子供の声も気にせず、存在も見えていないような状態でした。
 
参考記事はこちら

tukitoji.hatenablog.com

4歳ごろになって急に子供が怖くなり、子供の声がする場所に敏感になり、近づくことが出来なくなりました。

 
私としては遊びやすい場所で遊べればいいと思っていたので、人のいない場所や時間を選んだりしていたのですが、
 
一度、室内のキッズスペースで、どうしてもこの場所で遊びたい!でも子供が怖くて入れない!となったことがありました。
 
当時の息子が理解できたかわかりませんが、「イヤーマフつければ子供の声は聞こえなくなるよ」と声をかけて、息子にイヤーマフを装着。
 
しばらくは怯えていましたが、そのキッズスペースの係員の人も声をかけてくれ、時間はかかりましたが恐る恐る入室し、遊ぶことが出来たということがありました。
 
子供が怖いのは音だけが原因ではなく、静かにしていても近づくのも怖いという感じでしたが、イヤーマフの使用で不安をやらわげる効果はあったのかなと思います。
 
イヤーマフで解決しないこともありますが、その後は、怖いなと思う状況で息子から「イヤーマフつけて行ってみる」と言うこともありました。
 
 

おわりに

特定の音のみ対応が必要な息子の場合の対策を紹介させていただきました。
 
ずっと平気だった音にある日突然、恐怖を感じるようになったり、反対に怖かった音がある日突然平気になったりすることもあります。
 
まだまだ試行錯誤中ですが、息子も自分から苦手な音に対策を取ることもできるようになり、かなり楽になったように見えます。
 
長々と読んでいただきありがとうございました。
 

発達障害(ASD)息子のトイレトレーニングついて

こんにちは。ツキトジです。
 
今回は息子のトイレトレーニングについて書いていきたいと思います。
 
画期的な方法は全く書かれていないので(苦笑)
こんなパターンもあるのかぐらいの感覚で読んでいただけたらと思います。
 
ちなみに息子は現在、
 
自閉症スペクトラムASDADHD傾向もあり。知的障害の診断は無し。
 
といった状態です。
 

 

トイレトレーニングを始めた時期と方法

開始はコミュニケーションが取れるようになってから

息子の場合は言葉は出ていたけどコミュニケーションが取れない状態だったので、主治医や療育の先生からも、
 
トイレトレーニングはコミュニケーションが取れるようになってからで大丈夫と言われていたので、2〜3歳の時はこれと言って何もせず、少しやり取りができるようになった4歳ごろから少しずつ始めました。
 
息子のコミュニケーションについての記事はこちら

トイレを怖がっているが、おまるは使わず

息子の場合、トイレをすごく怖がっていて、近づけない状態でした。
トイレトレーニングを始めるにしても、最初はおまるの方がいいかな?と思いましたが、息子が執着すると大変な性格だったのもあり、
 
療育先の先生から、「もし、おまるに執着したらトイレに移行する方が大変そうだから、使わなくて大丈夫。」
 
と言われたので、おまるは準備しませんでした。
 
 

4歳ごろ:トイレが怖い!自然に興味が出るのを待つ

行かせようとすると恐怖心が増すので、さりげなく

主治医にも療育の先生にも「行かせようとすると恐怖心が増すから、興味が出るまで気長に」と言われていたので、
 
家にいるときさりげなくトイレのドアを少し開けておいて見えるようにしたり、絵本をさりげなく置いておいたりと言う感じにとどめていました。
 
絵本は あけて・あけてえほん といれ という本を気に入って自分からパラパラめくることがありました。

 

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オムツの外に出てしまうのが嫌

お風呂や着替え中など、オムツをしていない状態でおしっこが出てしまうとパニック状態になってしまいました。
4歳ごろからは我慢ができるようになり、オムツの外で出そうになった時は「オムツ!」と要求してくるようになりました。
 

4歳6ヶ月ごろ:排泄するのが嫌!

排泄自体を嫌がり、我慢し続ける

ある日突然、トイレやオムツの有無に関係なく、排泄自体を嫌がるようになりました。
 
オムツは履きたがりますが、おしっこもうんちもひたすら我慢…
 
限界が来て泣き叫びながら排泄するという日が続きました。
 
病気にはなりませんでしたが、長い日は8時間ほど我慢することもありました。
 

トイレに座るのは嫌がるが、入室だけならできるようになる

おしっこうんちを出すのが嫌!な状態でしたが、トイレへの恐怖は薄れたようで、覗いてみたり、入室したりはできるようになりました。
 
最初に入室できたのは自宅のトイレではなく、保育園のトイレで、割とオープンな構造になっていたので、それが良かったのかな?と感じました。
 
 

4歳8ヶ月ごろ:オムツに排泄できるように戻る

オムツへの排泄に再び抵抗がなくなる。おむつ替えをトイレでするように

かなり困った排泄自体嫌がる時期は自然に過ぎ去り、再びオムツに普通に排泄できるようになりました。
 

何も出なくてもいいのでオムツのままトイレに座る練習をはじめる

トイレへの恐怖心も薄れたので、まずは出ても出なくてもいいのでオムツのままトイレに座る練習から始めました。
 
補助便座を準備していたのですが、いらないというので(泣)家のトイレではまたがるように座らせて、お尻が落ちないように押さえていました。
 
結果的に補助便座なしで練習しておいたおかげで、外出先なども大人用のトイレを抵抗なく利用できたので、補助便座に関しては無しでよかったのかなと思います。
 
踏み台のみ使用しました。大人が座る時に邪魔にならないものを選びました。

 

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息子が小さいときは見かけませんでしたが、最近はスリーコインズでも同じようなものがあるので、トイレの形が合えばそれでOKだと思います。
 

4歳10ヶ月ごろ:オムツなしでトイレに座ってみる。かなり強引に成功

オムツ替えを嫌がる

今まではオムツ替え自体には抵抗がなかったんですが(基本的に何かに夢中だったので、オムツを替えられている認識がなかったかもしれません)この頃からオムツ替えを嫌がるようになりました。
 
濡れたオムツを履いたままなのも嫌なようで、オムツが汚れた後はどうしたらいいかわからず怒り狂っていました
 

オムツなしでトイレに座った時におしっこしそうになったら、嫌がってもオムツは履かせず頑張らせてみる

トイレに座るのに慣れてきたので、何も出なくていいのでオムツを脱いで座る練習も始めました。
 
何度か練習していると、オムツを履いてないタイミングでおしっこが出そうになることがあり、「オムツもってきて!」と訴えるようになりました。
 
この世の終わりのように泣き叫ぶので、最初はオムツを履かせて再びトイレに座っておしっこをする。と言う流れでやってましたが、
 
ふと「力づくでも一度成功したらそのあとできたりしないかな?」と思い、かなり強引ですが、おしっこが出るからオムツを履くという息子を
「今トイレでおしっこが出たら、オムツ替えなくて良くなるよー」と声をかけながら、トイレに座らせ押さえつけてみました。
 
必死に抵抗していましたが、我慢の限界が訪れてトイレの中におしっこが出ると、息子はキョトンと拍子抜けした様子でした。
 
終わった後に「トイレでおしっこ出てどうだった?」と聞くと「全然平気だった」と言っていました。
 
もっとトイレが嫌になってしまうか賭けではありましたが、オムツが汚れることも、替えることも嫌だった時期だったので、『トイレに行けばオムツに排泄した嫌な感じがない』と言うことが理解できたようで、
一度成功してからは、自分から「トイレ!」と言って、おしっこはほぼ全てトイレでできるようになりました。
 
 

4歳11ヶ月ごろ:おしっこはOK。うんちに難航

うんちの練習に難航する

おしっこは突然のオムツ外れを迎えましたが、うんちはどうしてもオムツじゃないとダメな状態でした。
 
おしっこの時のように、トイレに座ったタイミングで偶然出そうになることがないので、なかなか苦戦しました。
 

日中はパンツで過ごしてみる。うんちのタイミングがわかるようになる

息子は失敗することに恐怖を感じるタイプだったので悩みましたが、オムツをおしっこで濡らすことはなくなっていたので、日中はパンツで過ごすようになりました。
 
うんちの時はオムツを履きたいと要求してくるようになったんですが、そのタイミングでトイレに座らせると我慢して出さないので、おしっこの時と同じく、うんちが出そうなときもオムツを履いたままトイレに座って出すことから始めました。
 

5歳3ケ月ごろ:オムツはずれ成功

うんちしそうなときに拒否してるのを強引にトイレに座らせる。そして成功

パンツを履いてるときにうんちが出そうになり、オムツを要求したので、パンツを脱がせてお尻を見たところ、うんちが出かかっていたので(汚くてすいません)
 
急いでトイレに連れていき、嫌がるのをちょっと強引に座らせたところ、またまた成功。
 
終わったあとは「トイレのうんち難しくなかった!」と言っていました。
 
おしっこのときと同じく、無理やりでしたが一度成功してしまえばあとはすんなり自分からトイレに行ってくれるようになりました。
 
 

その後

失敗するとパニックになるのでしばらくは付き添う

息子は失敗するとパニックになってしまうことが多かったので、一人でトイレに向かうようになってもしばらくは追いかけて付き添っていました。
 

トイレットペーパーを切る、お尻を拭く練習

息子は手先がかなり不器用なため、トイレットペーパーの使い方はかなり苦戦しました。
 
まずは、トイレットペーパーは切ってあげて、お尻を拭くだけの練習。
拭く位置はお風呂で確かめて、最初はお尻が汚れていない状態で練習しました。
 
お尻がふけるようになったらトイレットペーパーを切る練習
 
両方ある程度できるようになったら、一人でやってみる
 
といった手順で練習しました。
 
お尻がふけている感覚はよくわかっていないので「〇回拭く」と少し拭きすぎかな?と思う回数を決めてやっていました。
 

おわりに

主治医や療育の先生からは、本人が行くというまで待ってあげてと言われていたんですが…

 

無理やりでもトイレにする感覚を知ればスムーズにいくんじゃないかなーという私の独断で、ちょっと強引な手段でのオムツはずれとなってしましました(汗)

 

あまり参考にはならないかもですが、長々と呼んでいただきありがとうございました。

 

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発達障害(ASD)息子の言葉とコミュニケーションについて②【3歳〜卒園】

こんにちはツキトジです。

 
今回は発達障害の息子の療育と保育園に通い始めた3歳から保育園卒園までの言葉とコミュニケーションについて書きたいと思います
 
前回の記事はこちら
ちなみに息子は現在、
 
自閉症スペクトラムASDADHD傾向もあり。知的障害の診断は無し。
 
といった状態です。
 

 

 

3歳すぎ:嫌ともいいとも言わない。ほぼ独り言。

声掛けに無反応なことが多く、力づくで連れて行かなければならないことが多い

この頃は物を見せたりしながら声をかけると、反応してくれる事が増えました。
 
ですが、まだまだ無反応なことも多く、遊んでいるときに「おしまいにしよう」「帰るよ」と言っても無反応。
 
無理やり抱きかかえて連れて行こうとしても、
「いや」とも言わず、無言で一心不乱に遊びを続けようとする感じでした。
 
「おやつをたべよう」など嬉しいであろうことにも無反応は多かったです。
 

好きな言葉を好きなときに口に出す

欲しい物が届かないときに指を指して「〇〇欲しい」と要求を出すことは出来ていましたが、
 
息子からの要求以外は、好きな言葉を好きなタイミングで発する。といった感じでした。
 
口数自体はすごく多く、かなりおしゃべりでした。
 
 

保育園入園・年少はじめごろ(3才):先生にも子供にも興味はない。

相変わらず子供は見えていない

子供は全く視界に入らず。
 
他の子が遊んでいるおもちゃを「動いてる!」と言って不思議そうに見つめて、触ってみようかなと言う感じで手を伸ばすと「触らないで!」と言って走り去れるような事がよくありましたが、
 
おもちゃが急に消えた!?みたいな感じできょろきょろとどこに行ったか探す。という感じでした。
 

癇癪などは起こすことなく想像よりはスムーズに通える

元々「いい」とも「イヤ」とも言わない事が多く、大人は誰でもいい、子供は興味なし。といった感じだったので、行き渋りなどはありませんでした。
 
活動参加はほぼせず、室内をひたすら走り回ったり、廊下で補助の先生と過ごしたりがおおかったです。(対応してくれた先生には感謝です)
 
先生とも一緒に遊ぶわけではなく、一人で自由にしているのを先生が見ていてくれる感じでした。
 
園での生活自体は大変でしたが、行き渋りなどはないので、登園はスムーズでした。
 

年少の夏頃からおわりごろ(3~4歳):子供が怖くなる。言葉のやり取りは上手になる。

ついに子供の存在を認識して、怖がるようになる

それまで全く見えていないようにふるまっていた子供の存在をついに認識しました。
 
保育園、療育、公園などなど…
子供の多い場所はすべて怖がり、全力で逃走。暴れまわる。
 
それまでは嫌なことがあっても、無視したり無言で力づくでどうにかしようとすることあ多かったのですが、この時から感情が爆発するようになりました。
 
だんだんと怖くなったのではなく、ある日突然の出来事でした。
 

簡単な言葉のキャッチボールができるようになる

言葉のやり取りはかなり成長し、「これなんだ?」「ボール!」とクイズ的なやり取りもできるようになりました。
 
 

年中はじめ(4歳):声掛けに反応するようになる。

声掛けだけで反応してくれることが増える

それまでは物を見せながらでないと、呼びかけに反応することはほぼなかったのですが、
 
「おいで」と呼ぶと来てくれたり、「おしまいにしよう」と言うと嫌がったりと、言葉だけで伝えてもリアクションが返ってくるようになりました。
 

年中半ばから終わり(4歳~5歳)

子供が怖かったが、先生を間に挟めば少し抵抗がなくなる

この頃は療育、保育園生活で少し慣れてきたのか、子供は怖いと思いつつも、先生が手を引いてくれれば比較的すんなり入室できたりするようになりました。
 
お友達の方から話しかけてくれることも多く、その度におびえていましたが、
先生が間に入ってくれることによって少し遊べることもできるようになりました。
 

年長のはじめ(5歳):言葉のやり取りが急成長

好きなときに好きな言葉ではなく、伝えようと話すことが増える

好きに話続ける独り言のような状態ではなく、「見て!」と伝えてくるようなことが増えました。
 
相手が話す言葉は理解できていないことも多いですが、単語は理解出来て復唱してきたりすることもあり、伝える力も聞く力もついてきました。
 

子供の会話を聞くようになる

お友達が「水族館に行った」と話していると、「水族館」という単語に反応して、サメのまねをしたり、
 
会話には入らないものの、子供の会話を聞いて反応をするようになりました。
 

ごっこ遊びが出来るようになる

恐竜のまねをして戦いの遊びをしたり、お店屋さんごっこをしたり、やり取りの遊びを楽しめるようになりました。
 
基本的には大人相手ですが、大人も一緒ならお友達も交えて遊べるようになりました。
 
 

年長半ばからおわりまで(5歳~6歳):子供とも話せるようになる

友達と会話ができるようになる

年長の半ばから、大人を間に挟まなくても子供だけで会話ができるようになりました
 
友達の話がよくわからず、的外れな回答をすることも多かったですが、「また面白いこといってるー(笑)」と笑って流してくれる子が多かったので、
 
保育園で楽しめることが増えました。
 

その日あった出来事を話してくれるようになった

「今日保育園なにしたの?」「工作した!ペットボトル切るのむずかしかった」
 
とかなり立派な会話ができるようになりました。
 
年長の冬頃にはこちらから聞かなくても、話してくれることもありました。
 

おわりに

息子の言葉とコミュニケーションについてまとめました。
 
言葉は出ているのに、肯定も否定もリアクションもない状態が長かったなと思います。
 
今回は言葉についてメインでしたが、他にも活動参加、こだわり、気持ちの切り替え等々…沢山の課題がありました。
 
それについてはまた別の記事で書きたいと思います。
 
長々と呼んでいただきありがとうございました。
 
関連記事はこちら
 
 
 

発達障害(ASD)息子の乳幼児期の睡眠について

こんにちはツキトジです。

 
発達障害ASD)息子の赤ちゃん〜幼児期の睡眠事情についてまとめます。
 
ちなみに息子は現在、
 
自閉症スペクトラムASDADHD傾向もあり。知的障害の診断は無し。
 
といった状態です。
 

誕生〜生後1ヶ月ごろ

起きるのはお腹が減ったときだけ

寝つきがいいだけでなく、泣いて起きるのもお腹が減った時だけでした。

 

オムツが濡れていても基本的に爆睡。

 

ギャーっと泣いたときは授乳すれば飲んでるうちに寝てしまう子でした。

 

(長くなるので割愛しますが、授乳自体は吸うことが難しく、めちゃくちゃ大変でした…)

 

良く寝るので、起こして授乳することもありました。

 

基本的に寝かしつけいらず

お腹いっぱいになれば寝落ちしてしまうので、抱っこしてゆらゆらしたりという寝かしつけはほぼ必要ありませんでした。

 

逆に抱っこしていると泣いてしまい、布団に寝かせると落ち着くこともありました。

 

生後2ヶ月ごろ

夜間は6時間ぐらいまとめて寝る

授乳間隔自体は1時間半から2時間おきだったので、まだまだ夜間の授乳が続くと思っていたのですが、

 

生後2か月を1週間過ぎたあたりで、突然6時間ほどまとまって寝てくれるようになりました。

 
最初はたまたまよく寝ただけだろうと思っていましたが、その後も5~7時間ぐらいまとめて寝てくれる日が続きました。
 

生後3ヶ月ごろ

夜間に8時間睡眠

この頃になると8時間ほどたっぷり寝てくれるようになりました。

 

思う存分寝かせればもう少し長く寝たかもしれないですが、せっかくなので睡眠リズムを整えていきたいと思い、

 

朝は起きる気配がなければある程度決まった時間に起こすようにしていました。

 

生後4~5ヶ月ごろ

夜間に10時間睡眠

まとめて寝る時間もどんどん伸びていき、この時は10時間ぐらい寝てくれました。

 

寝てる間にオムツは交換していましたが、全く起きないほど爆睡。

 

日中起きている時間は長くなって来ていましたが、昼間も良く寝ていました。

 

引き続き寝かしつけ不要

これまではおなか一杯になれば寝るといった感じでしたが、
 
この頃には眠くなったらバウンサーや布団で勝手に寝るという状態になりました。
 
抱っこ紐で寝てしまうこともありましたが、通常の抱っこは嫌がってのけ反ることが多かったのもあり、
 
眠そうなときは基本的に見守るだけで、新生児から引き続き特別に寝かしつけはしませんでした。
 

生後6~7ヶ月ごろ

寝返りするたびに泣く

6ヶ月ちょうどあたりに寝返りができるようになりました。

 

最初は日中は寝返りして遊んでいるけど、よるは特に動くことなく寝ていたんですが、

 

7ヶ月になる直前あたりで、寝ている間に寝返りをするようになりました。

 

寝返りをしてしまう度に火が付いたように泣き、すぐに元の仰向けに戻す→すぐ寝る

 

という流れを30分おきぐらいに繰り替えしていました。

 

ちょくちょく泣いてましたがトータルだと10時間ぐらいは寝ていたかなと思います。

 
夜起きてしまうことが多いからか、昼間もちょこちょこ寝ていました。
 

生後8ヶ月ごろ

寝返りしてもそのまま寝続けられるように

寝返りするたびに泣くのがいつまで続くんだろうと思っていましたが、8ヶ月ごろにピタッと寝返りしてもそのまま寝ているようになりました。

 

夜間の睡眠時間は10時間ほど。

 

昼間も起きてる時間が急に増えて元気に遊ぶことが増えました。

 

1歳ごろ

夜間は引き続き10時間睡眠

1歳を過ぎても変わらず寝たくなったら寝るという生活。

 

朝は決まった時間に起こしていたおかげか、夜になれば勝手に眠くなるようでかなりリズムが整っている状態が続いていました。

昼寝時間はバラバラ

夜のリズムは安定していたんですが、昼寝の時間はバラバラでした。

 

集団生活に入るのは3歳からと考えていたので、特に調整はせず、眠そうなときに自由に寝かせていました。

 

2歳ごろ

昼寝2回を1回に調整

午前中に1時間、午後に2時間ほど昼寝していたので、
 
集団生活にむけて2歳後半から午前中はねかせないようにしました。

ずっと不要だった寝かしつけが必要になる

2歳を過ぎてから突然、そばにいないと寝ることが出来なくなりました。
 
眠くなると大泣き、抱っこしたり添い寝したりでなんとか寝てくれる感じでした。
 
ちなみに寝かしつけが必要なのは夜だけで昼寝はコテっと勝手に寝ていました。

3歳ごろ

保育園入園

3歳4ヶ月ので保育園に入園しました。
 
療育も週3回行き始めたので、おやつ前に帰宅する短時間保育でした。
 

保育園で昼寝拒否して毎日逃走

集団が苦手な息子は保育園で落ち着けず。
 
ありとあらゆる事から全て逃げ回り、癇癪起こしまくりの大変な状態でした。
 
特にお昼寝用のホールが気に入らなかったようで入室自体ができず、
毎日補助の先生と別室で過ごしていました。
(先生方には本当に感謝です)

興奮状態で夜もなかなか寝付けない

自宅でもイライラしてなかなか寝付けない事も増えました。
 
疲れが溜まってコテっと寝てしまう日があったと思えば、夜中に泣き叫ぶ…
 
この時期はかなり不安定でした。

4歳ごろ

保育園の昼寝の部屋に入れるようになったが寝れず

なんとか昼寝をするホールに入室は出来るようになりましたが、眠ることはできず…
 
大声を出してしまい他の子が眠れなくなるので結局別室対応になることが多かったです。
 
お迎えに行くと眠そうにしている事が多かったので、やはり落ち着かないのかなといった感じでした。

疲れから夕飯途中で倒れるように寝ることも

保育園になれてきたのか、帰宅後の興奮やイライラは年中になって急に落ち着きました。
 
布団じゃない場所で倒れるように寝てしまったり、食事中に寝てしまったりとヘトヘトに疲れたような日が多かったです。
 
 

5歳以降

保育園で寝れないまま昼寝時間なくなる

年長さんになったので保育園での昼寝時間はなくなりました。
 
毎日ヘトヘトは変わらずでしたが、そのせいで機嫌が悪い日が続くような感じはありませんでした。
 

寝かしつけは必要

赤ちゃんの頃は私のことはお構いなしだったのに(笑)
 
2歳から急に必要になった寝かしつけはまだまだ必要な状態でした。
 
年長になってから、執着(?)が段々強くなり、寝付いたあとにそばを離れて家事をしていたりすると気づいて泣いたり怒ったりしていました。
 

夜中に泣いたり起きてしまったり眠りが浅く

この頃は突然泣き出したり、起きてしまったり眠りが浅い様子が出てきました。
 
泣き出したときは水を飲んだり、場所を変えたりして、泣き止むとコテっと寝てしまう感じでした。
 

まとめ

赤ちゃん期の息子は驚くほど寝付きが良かったので本当に助かりました。

 

保育園入園を期に不安定な様子もありましたが、基本的にはよく寝るタイプではあったのかなと思います。

 

発達障害の子は赤ちゃん期が育てやすい子も多いと心理士さんに聞きましたが、

 

息子の場合、睡眠に関してはかなり当てはまるかなと思います。

 

授乳その他大変なこともあったのでそれは別の記事で書きたいと思います。

 

長々とよんでいただきありがとうございました。

 
 
 

発達障害(ASD)息子の言葉とコミュニケーションについて①【3歳まで】

こんにちはツキトジです。

 

今回は息子の言葉とコミュニケーションの成長について書きたいと思います。

 

ちなみに息子は現在、

自閉症スペクトラムASDADHD傾向もあり。知的障害の診断は無し。

 

といった感じの状態です。

 

 

1歳半:発語なし。呼びかけに反応もなし。

言葉は全く出ず

1歳半健診の時点で言葉は全く出ていませんでした。

 

「あー」「うー」といった声は出ていましたが、指差しなどの意思表示もまだありませんでした。

表情は豊かだが、呼びかけても反応がない

言葉や意思表示は無くても、おもちゃで遊んでいて面白いことがあれば大爆笑したりと、表情はとても豊かでした。

 

ですが、こちらから呼びかけたり、「見て見てー」とおもちゃを使っている様子を見せてみても視線すら向けない状態でした。

 

声掛けには応じないけど、こちらの顔を見てきたり、大人の手や足をおもちゃのようにして遊んだりと、自分が興味がわいたタイミングなら人と遊ぶこともありました。

人見知りは赤ちゃんの頃から全くなし

人見知りは乳児期から全くなく、誰がそばにいようと特に気にも留めない感じでした。

 

むしろ一人でも全然平気なので、自由に一人で過ごしていることが多かったです。

2歳ちょうどあたり:呼びかけに反応しないが意思表示はでる

引き続き言葉出ず、呼びかけにも反応せず

2歳になった時点では言葉はまだ出ていませんでした。

 

相変わらず声をかけても無反応でしたが、絵本をもって渡してきたり、読んでほしそうな意思表示が表れはじめました。

大人の手を取り指をささせたりするようになる

なにか気になることがあるような時に、大人の手を取って気になるものに大人の手をバンバンぶつけて指をささせようとする様子がありました。

 

これは言葉を教えるチャンスかなと思い、大人の手を使って指さした物の名前を教えるようにしていました。

 

代理指差しだけでなく、大人の手首をつかんで、おもちゃを持たせてクレーンのように運んだりすることも多かったです。

2歳3か月ごろ:言葉は出るが、声掛けには無反応。

突然言葉が出始める

ある日突然バナナのことを「バ」と言い、それをきっかけにあふれるように言葉が出てきました。

 

自分で指差しもできるようになったので、図鑑などをバンバン指差し単語を教えてあげるとどんどん言葉が増えていきました。

 

理解できるのは「いちご」「すいか」など3文字ぐらいの単語までで、それより長いものはこの時点では言うことができませんでした。

文字・数字にハマる

少しすると物の指差しに飽きたのか、文字と数字に興味がわいて、絵本や家の中にある文字や数字をひたすら指さすようになりました。

 

指さした文字を教えていたらだんだん読めるようになってきました。

 

男の子が乗り物好きになるのと同じような感じで文字にハマっていた感じでした。

意思表示は出てきたが、こちらからの呼びかけには無反応

蓋のあるおもちゃをうまく開けられなかったときに開けてほしそうに持ってきたり、気に入らないものをぶん投げたりと意思表示がわかりやすくなってきました。

 

ですが、こちらからの呼びかけには無反応。自分が必要な時に大人に近づくという感じでした。

 

物や文字に興味はあるが、人と遊ぶことには興味がなさそうな様子でした。

2歳半ごろ:言葉での意思表示が出るが、呼びかけには無反応。

言葉増えまくる

どんどん単語が増えていき、「換気扇」「扇風機」「新幹線」など少し長い単語も言えるようになっていきました。

「欲しい」と意思表示ができるようになる

ついに「欲しい」と気持ちを伝える単語が出てきました。
 
基本的には何も言わず自分で奪いに行きますが(笑)
 
手の届かない場所のものなどを取ってもらえる事がわかり、以前よりかは人を意識するようになったかなと思います。

自分から要求するがこっちから話しかけてもほぼ無反応

 「欲しい」と要求するようになりましたが、こちらからの問いかけには相変わらず無反応でした。
 
たまたま目があったタイミングで「ご飯食べよう」と声をかけても無反応。
 
ちょっと強引に抱えて食卓に連れて行くと「ご飯」と言いながらバクバク食べる。という感じでした。
 
「ご飯」という単語はわかっているけど、実際に目で見ないと理解は難しそうな様子でした。

大人は認識しているが子供は視界にも入っていない感じ

 この頃は大人には興味があり、その人の腕時計を指さして「時計」と話したりする様子がありました。
 
ですが、子供は視界にすら入っていない様子で、
 
おもちゃを取られてしまっても、
あれ?突然消えた!どこに行ったんだ??
といった感じでおもちゃがあった棚を探し回り、見つからず泣く。という事が多々ありました。
 
実際はおもちゃを取った子が目の前で遊んでいるのですが、全くもって視界に入っていませんでした。

3歳ごろ:声掛けへの反応は少ないが、一人ですごくしゃべる

2語文、3語文どんどん出てくる。すごくおしゃべりになる。

どんどん話すようになり、2語文、3語文、結構長い文章?とどんどん話せるようになりました。

 

ですが会話ができるわけではなく、基本的には言いたい言葉を言いたいタイミングで言うだけ。と言う感じが多かったです。

「やだ」と言葉で拒否したり、「こっち」と選んだりできるように

3歳を過ぎて物を見せて「これで遊ぶ?」と聞くと「いやだ」と言ったり、「どっちにする?」と聞くと「こっち」と選んだり、時々ですがやり取りらしい事ができるようになってきました。
 
相変わらず呼びかけても振り返りもしませんでしたが、無理やり視界入ればリアクションを取ってくれるようになりました。

相変わらず子供は視界にすら入らない

子供については視界にすら入ってないほど興味なしの状態が続いていました。
 
走り回っていて、おもちゃが落ちていたら「これなんだろう?」といった感じで気にしたり、避けて歩いたりするんですが、子供にはバンバンぶつかってつまづいてころんでいました。
 
大人に対しては、以前は人見知りもなく、誰がそばにいても平然としていましたが、この頃から、知らない人が話しかけてくると怖がったりする様子がありました。

おわりに

ざっくりですが、息子の言葉とコミュニケーションについてまとめました。

 

語彙数はたくさんあるけど、コミュニケーションが取りづらい感じの子でした。

 

今思えば、かなり視覚優位なタイプなので声掛けで反応するのは難しかったのかなと思います。

 

3歳以降についてはあらためて書きたいと思います。

 

長々とよんでいただきありがとうございました。

 

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はじめましての自己紹介|親子そろって発達障害

 

はじめまして。「ツキトジ」と申します。

 
 
このブログでは成人してから発達障害と診断された私と
3歳で発達障害と診断された息子のリアルな体験談を中心に書いていきたいと思います。
 

私について

まず、私について。
 
1児の母。夫と息子と3人暮らしです。
 
仕事でうまく行かず、体調を崩して病院を受診し、発達障害と診断されました。
 
ASD(自閉症スペクトラム:診断された当時はアスペルガーと言われました)
ADHD傾向もあり(診断はつきませんでしたが傾向あり)
 
色々ありましたが、今は自分の特性で過ごしやすい生活を日々模索中です。
 

息子について

3歳で発達障害(知的障害は無し)と診断されました。
 
診断
ASD自閉症スペクトラム:言葉の遅れあり、知的障害は無し)
ADHD傾向もあり(まだ診断はついてないけど傾向かなり強めなので今後つくかも)
 
精神障害者保健福祉手帳3級をもってます。
 
 
 
専門家ではないので、拙い文章になってしまうと思いますが、
 
発達障害当事者の経験が少しでも参考になれば幸いです。
 
よろしくおねがいします。